樽前農場(苫小牧)TARUMAE FARM (TOMAKOMAI)
徹底した衛生管理で安全安心な豚肉の生産
- 規模
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樽前農場苫小牧市 常時飼育17,000頭
- 豚舎
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- 第一農場:離乳舎1棟、肥育舎2棟
- 第二農場:離乳舎3棟、肥育舎6棟
- 糞尿処理設備
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糞処理設備は縦型コンポスト(中部エコティック社)を採用し固形分を強制発酵処理し上質な有機肥料を生産し、道内の耕種農家で使われています。
水処理施設は複合ラグーンシステム(グリーン&ウォーター社)を採用し、環境に配慮した処理を行っています。 - 飼料
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樽前山の麓にある樽前農場は、ミネラル豊富な湧水を活用しています。また、飼料は国産飼料原料を使い特別にレシピを設定しています。飼料はコンピューター管理されプログラムによっていつでも食べることができるように設定され、豚達がストレスを感じないように工夫しています。
- 消毒ゲート
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農場に入場する関係車両は防疫の関係から360度の方向から消毒液が噴霧されます。また、農場に入場する職員・関係者は防疫時間を確保したうえで、必ずシャワーを浴び農場専用衣類に交換しています。
- キッチン
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樽前農場は、WEDA社(ドイツ)が提供しているリキッドフィーディングシステムを採用しています。未利用資源のエコフィードを活用するために国内の食品工場から出てくる残渣や規格外小麦、ベース飼料等を活用することで持続可能な循環型の養豚業を目指しています。
- 農場HACCP
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安全性の高い豚肉を生産するため、食品の衛生管理方法であるHACCPシステムを当農場にも応用した「農場HACCP」の認証を取得しています。農場における全ての作業に対して危害分析を行い、考えられる危害を未然に防止するためにマニュアル化し、作業の文書化・実施記録の保管管理により豚肉の安全性を証明するするとともに、農場HACCP指導員の研修を各スタッフが受講するなど人材教育にも取り組んでいます。